多摩丘陵の自然に囲まれた静かな神社でノスタルジーなひとときを
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2023年5月31日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 24時間営業
- 休業日:
- 年中無休
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが
お問い合わせ
よりお知らせください。
蔵敷熊野神社は「静けさ」においてこの地域ナンバーワンではないでしょうか。蔵敷厳島神社から3分ほど、青梅街道沿いに看板があるので場所はわかりやすいと思います。鳥居をくぐり長い石段を登りきるととても大きな杉が待っており、長い時の流れを感じる一コマです。石段の手前には明治時代の改修工事の記念碑が残っており、「武蔵國多摩郡蔵敷村鎮座 村社熊野宮鳥居石階石橋 維新明治15年」と刻まれています。竹林が生い茂り涼しげで風情があります。石段と竹林の間にも細い山道があって上ることができますが、あまり整備されていないので足腰に自信がある方向けかと思います。拝殿に辿り着くと高台からは市内の景色を見渡すことができます。石段の古さや人気のない様子にノスタルジーを感じることでしょう。明治初年までは拝殿と本殿はそれぞれ別でしたが、現在は一つになったそうです。拝殿の近くには「力石」が設置され、大(121㎏)、中(96㎏)、小(75㎏)の大きさの違う3個の石が並べられていました。実際に熊野神社で使用されていたものだそうで、当時の村民たちの力比べの様子が思い浮かびます。御祭神は国産みの神として知られる伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)で、創建年代こそ不詳なようですが、内野秀勝が内野家の鬼門除けに勧請したとも伝えられ、江戸時代には既にこの辺り蔵敷村の鎮守社となっていたと伝えられています。竹やぶの中には境内社(稲荷社)もあり、多摩丘陵の自然を満喫しながらお参りするには持ってこいです。