「ノーモア・ヒロシマ」戦争の恐怖や核兵器廃絶を訴え続ける資料館
- 滞在時間の目安:
- 1時間~2時間
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2023年1月28日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 08:30〜18:00
- 休業日:
- 要確認
- 備考:
- 休館日:12月30日・31日、臨時休館あり/8月は19時まで、12月〜2月は17時まで開館
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忘れてはいけない1945年8月6日、広島市に投下された原爆は子どもからお年寄りまで無差別に多くの命を奪いました。広島平和記念公園の敷地内にある「広島平和記念資料館」は故人の遺品や生き残った方々の証言、学術機関や市民が集めた被爆資料などを保管・展示する平和博物館で「原爆資料館」とも呼ばれています。恐ろしく悲しい戦争の現実は目を背けたくなるものです。しかし、戦争や核兵器の使用に対する人類への警鐘、平和な世界を次世代へ引き継いでいくためにも、この惨禍を深く強く心に刻み忘れてはいけないと思いました。実物資料の展示にこだわる資料館には、原爆投下で被爆した人の影の跡とされる「人影の石」や亡くなった方々が着用していた衣服、破壊された壁、遺体や火傷の痛々しい写真などが展示され、壊滅的な当時の状況がまざまざと目に浮かぶようです。一瞬にして大事な家族の命を奪われた遺族、生き残ったものの放射線による後障害や心の傷が癒えない被爆者の苦しみも伝わってきます。惨烈を極めた恐ろしい事実は世界中の人々が知るべきであり、核兵器の危険性を含め永遠に語り継いでいかねばならないと思いました。小学生から高校生くらいの来館者も多く、若いうちにこのような展示に触れることは今後の人生のためにも良い機会になるのではないでしょうか。観覧料金は大人200円、高校生100円、中学生以下は無料です。訪問を強くおすすめしたい貴重な資料館です。