『白痴』『堕落論』などの名作を残した新潟の文豪・坂口安吾の資料館
- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2022年3月23日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 10:00〜16:00
- 休業日:
- 月・火
- 備考:
- 年末年始(12月28日~1月3日)休館/月・火曜日が祝休日の場合はその翌日休館
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新潟市出身の文豪・坂口安吾の遺品や所蔵資料を展示する施設で、安吾の生まれ育った中央区西大畑町にあります。建物は旧市長公舎を活用して一般に公開され、入館料は無料です。「安吾 風の館」周辺には安吾の生誕碑や詩碑が多く立ちます。すぐそばに鎮座する新潟縣護國神社には「ふるさとは語ることなし」と刻まれた石碑があり、この碑文は読む人によって解釈が異なる点にも興味を覚えました。『風博士』『白痴』『堕落論』などは安吾の代表作として有名ですが、新潟市を題材にした『吹雪物語』や『ふるさとに寄する讃歌』などもおすすめしたい作品です。敷地内の庭園は伝統と機能性を調和させた新潟を代表する現代庭園の一つとして評価されており、およそ180年前に植えられた松群も残されています。松の保全のため、庭園は館内からしか眺められませんが、ガラス窓に沿って置かれた椅子に腰掛けてゆっくり堪能することができます。館内の展示はコンパクトにまとめられ、写真やパネルなどで安吾について知ることができます。文学好きの方や安吾ファンにとっては、聖地として一度は訪れておきたい場所ではないでしょうか。アクセスは、新潟駅万代口バスターミナル7番線から「浜浦町線」に乗車するか、もしくは2番線から「観光循環バス」に乗車してください。「西大畑坂上」で下車し、徒歩3分ほどの静かな住宅街に「安吾 風の館」はあります。