規模は大きくはないが雑木林に囲まれる園路がとにかく素敵

滞在時間の目安:
~30分
金額の目安:
0円

最終更新日:2020年5月18日

都立東大和公園_1
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都立東大和公園
東京都東大和市湖畔3丁目1158番66
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
08:30〜17:30
休業日:
要確認
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東大和公園は多摩湖の南側にあり、この辺りがダムに沈む以前の雰囲気を思わせる狭山丘陵において、とても美しい雑木林が残る場所となっています。園路には落ち葉や季節の植物、昆虫や野鳥、タヌキなど野生の動植物がおり、近代化される以前の村の営みを感じる事ができます。この公園は昭和40年代後半に宅地化が計画された際に、多くの市民の声により東大和市と連携してこの里山の自然を守りたいと東京都に働きかけた事から、都立で最初の丘陵地公園として開園しました。それから、市民団体の手によって長年にわたり自然観察や植生の調査などが行なわれ、さらに公園管理者とも協力しながら雑木林の手入れに取り組むなどして、守られてきました。このような取り組みからこの公園内は、「かんじるエリア」、「まなびのエリア」、「はぐくむエリア」の3つに分けられています。観光地化されている低山登山では感じる事のできないとても魅力ある、生活と結びついていた自然である雑木林を感じる事ができます。童謡にでてくる「しば刈り」など、人間による手入れがされる事で生まれた雑木林の文化や市民の思いを伝え発展させる野外博物館となっている同公園。園内には、赤松が生息する小高い丘やキツネノカミソリや彼岸花などが花をつける谷戸、園路脇の珍しい植物など、スマホで検索しながら江戸時代さながらの魅力が楽しめます。隣接する東大和市郷土博物館でも雑木林についての情報が展示公開されているので併せてこの辺りの土地柄や歴史が楽しめます。