黒漆喰の土蔵は必見!江戸時代後期・町屋の伝統的な建築様式を残す貴重な建造物
ねこ- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2021年11月2日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 09:30〜16:30
- 休業日:
- 要確認
- 備考:
- 休館日:年末年始(12月29日から1月3日まで)
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「旧金子家住宅」は江戸時代後期の貴重な建物として、平成9年秋田市の有形文化財に指定されました。金子家は江戸時代後期から昭和57年までこの地で商売を営み、主屋と土蔵で構成された建物は、主屋の玄関から土間に続く幅1.5メートルの通り土間が商家の特徴を現しています。特に珍しいと感じたのは、火事に備えて屋根の上に水を入れた天水甕が置かれていることです。都内では見たことがなかったので、とても興味深かったです。土蔵は黒漆喰で重厚な雰囲気を醸し、中央には家紋が彫られています。土蔵の内部は展示会や演奏会などに利用されることもあるそうです。金子家には土蔵以外に米蔵や道具蔵などもありましたが、明治19年の「俵屋火事」で土蔵を残して焼失しました。大火を耐え抜き現存する土蔵は、金子家の守り神として長い歴史を刻んできたのでしょう。昭和初期の店先の様子も展示されているので、じっくり見学してみるとおもしろいですよ。観覧料は100円(高校生以下は無料)で、「旧金子家住宅」と「ねぶり流し館」の2つの施設を見学できます。近くにある「秋田市立赤れんが郷土館」もあわせて見学したい方には、3つの施設に入館できる共通観覧料260円がおすすめです。