【長崎原爆資料館】11時02分を指す柱時計 戦争と原爆の恐ろしさ平和と命の尊さを考える

滞在時間の目安:
30分~1時間
金額の目安:
0円~500円

最終更新日:2023年12月5日

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長崎原爆資料館
長崎県長崎市平野町7-8
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
08:30〜17:30
休業日:
年中無休
備考:
12月29日~12月31日休館/5月~8月は18:30まで・8月7日~9日は20:00まで開館
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが お問い合わせ よりお知らせください。

1945年8月9日午前11時2分、人々の日常を一瞬で破壊した原爆が長崎に投下されました。「長崎原爆資料館」は原爆投下に至った経緯や核兵器開発の歴史を学びながら、戦争と平和について考えることができる貴重な場所です。常設展示室は『1945年8月9日』『原爆による被害』『核兵器のない世界』『ビデオルーム・Q&Aコーナー』の4つのゾーンに分けられ、テーマに沿ったストーリー性のある展示や記録映画の上映をおこなっています。深く印象に残っているのは展示室で最初に目にする「11時2分」を指したまま止まっている柱時計です。この時計は原爆が爆発した時刻を示すと同時に、長崎の街や市民の生活が一瞬にして破壊されたことを物語っています。街の惨状がわかる被災資料も多く、長崎型原爆(ファットマン)の模型や年表・写真資料をはじめ、側壁だけを残し崩れ落ちた東洋一の壮大さを誇っていた浦上天主堂の再現模型や被爆した天使像やロザリオなども展示されています。火球、熱線、爆風、火災、放射線の面的な広がりをわかりやすく表示した長崎市街の地形模型によって、被害の状況を写真や映像でも説明しています。また、ビデオコーナーでは被爆者の方々の証言ビデオを見ることができます。生き残った被爆者は、戦争・原爆の恐ろしさと平和の尊さを今も訴え続けています。