パリを描きパリで夭逝した天才洋画家のアトリエ
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2021年4月15日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 10:00〜16:00
- 休業日:
- 月
- 備考:
- 開館時間:5~9月 10:00~16:30/10~4月 10:00~16:00 年末年始(12月29日~1月3日)休館
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが
お問い合わせ
よりお知らせください。
佐伯祐三アトリエ記念館は、天才洋画家佐伯祐三が大正10年に建てたアトリエ付きの住宅を、改築・整備したものです。この落合の地で佐伯祐三が創作活動を行った期間は、フランスへ渡る大正12年までと、大正15年に帰国し、再びフランスへ向かう昭和2年までの4年あまりです。それでも、30歳の若さで夭折した佐伯祐三がアトリエを構えて創作活動の拠点としたのは、日本ではこの落合の地のみであり、さらに、大正期のアトリエ建築を伝える建物が保存されているという二重の意味で貴重な場所なのです。そんな佐伯祐三記念館は、西武新宿線下落合駅から「聖母坂」という長い坂を上った先に佇んでいます。要所に道標が出ているので、あまり土地勘がなくても迷わずにたどり着けますよ。記念館には、生涯年表や紹介映像の他に、この地で取り組んだ連作「下落合の風景」の内12点の写真パネルも展示されています。佐伯祐三は今もこのアトリエで絵を描いているのではないか、そんな思いがよぎるセンスの良い素敵な記念館です。入館料もかかりませんので気軽に立ち寄り、夭折した天才画家に思いを巡らしてみてはいかがでしょうか。