天然記念物「葛西神社のイチョウ」が美しい 多くの摂末社が鎮座する“祭囃子発祥の地”

滞在時間の目安:
~30分
金額の目安:
0円~500円

最終更新日:2022年3月9日

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葛西神社
東京都葛飾区東金町6-10-5
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
06:00〜17:00
休業日:
年中無休
備考:
営業時間は寺社の標準的な開門・閉門時間を参考に設定しています。
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「祭囃子発祥の地」と言われている葛西神社は、東金町を含む11町会の総氏神です。その歴史は古く、創建は平安時代末期に遡ります。葛西清重によって伊勢神宮に寄進された周辺領内を「葛西御厨(かさいみくりや)」とし、この神域にあった上葛西・下葛西あわせて三十三郷の総鎮守として、香取神宮の分霊を迎えお祀りしたそうです。重厚な本殿には御祭神である、武の神「経津主尊(ふつぬしのかみ)」、おとりさま「日本武尊」、東照大権現「徳川家康命」の三柱がお祀りされています。境内には厳島神社や富士社など多くの摂末社が鎮座しますが、なかでもかわいらしい「撫蛇様」に目が止まりました。金町弁天社のかたわらで微笑むようにこちらを見つめる撫蛇様、撫でると出世・金運・芸能・良縁のご神徳を受けられるそう。広い境内にはまだまだ見どころがあり、石像としては珍しい「鍾馗像(しょうきぞう)」や「葛西神社のイチョウ」など葛飾区指定の文化財もあります。鳥居周辺や境内の至る所に立つ大きなイチョウの木は、秋になると黄金色に染まり美しい秋顔をみせてくれます。葛西神社では年中行事も多く、幸せを掻っこむおとりさま「酉の市」をはじめ、「弁天例祭」「泣き相撲」「富士祭」、毎月第一土曜日には「青空骨董市」も開催されます。祭礼の中で最も重要な9月の「例大祭」では、御神輿が氏子域を巡行し、太鼓や笛の音が響き渡るなか、昇殿や鎌倉、仕丁舞などの曲目を拝聴できます。開催日時などは公式サイトで確認できますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。また、境内には勝海舟や東郷平八郎直筆の碑があり、歴史好きの方にもおすすめのスポットです。