【戸隠神社：奥社・九頭龍社】神域へいざなう圧巻の杉並木！幽玄な空気に包まれた修行道の霊場『戸隠山』

大自然の中で神秘的な体験や空気を味わったことはありますか？日本有数の霊地として名を馳せる「戸隠神社」はまさに神域、神秘的な空気が漂う長野を代表するパワースポットです。戸隠神社の御本社である「奥社」と九頭龍大神を祀る「九頭龍社」は隣接しており、植物が生い茂る茅葺きの随神門から徒歩で向かいます。周辺一帯を歩いているだけでも大きなパワーをひしひしと感じますが、朱色の随神門を通るとそれまでの参道とは空気感が一変します。500メートルほど続く参道の杉並木は江戸時代初期に挿し木によって植樹されたもので、CMでも紹介されたことがあるためご存じの方も多いでしょう。樹齢400年を超える巨木たちに見守られながら参道を歩いていると、自然の音に癒され穏やかで澄んだ心地がします。原生林に近い稀有な森林植物が見られる境内は、ゴジュウカラなど約80種の野鳥、クロサンショウウオやモリアオガエルなどの水生動物の繁殖地としても大変貴重な場所となっているそうです。「奥社」では天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）をご祭神としてお祀りし、開運・心願成就・五穀豊熟・スポーツ必勝などの御神徳にあやかるため日本全国から多くの参拝者が登拝に訪れます。九頭龍伝承で有名な「九頭龍社」では戸隠山の地主神・九頭龍大神を祀り、古来より水の神・雨乞いの神・虫歯の神・縁結びの神として崇敬されています。二社の近くには社務所があり、御朱印や数え年で占う「祈祷おみくじ」のために行列ができることも珍しくありません。私は御朱印と開運龍水晶守を賜り、初穂料300円の祈祷おみくじも引きました。いくばくかの体力は必要ですが、凛とした空気感に包まれた修行道の霊場へぜひ一度参拝に訪れてみてください。