細川家の威光まぶしき池泉回遊式庭園で気分は藩主
- 滞在時間の目安:
- 1時間~2時間
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2022年4月9日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 09:00〜16:30
- 休業日:
- 要確認
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有楽町線江戸川橋駅から神田川を左手に歩いていくと、右側に息を飲むほど広大な庭園は現われます。「池泉回遊式庭園」とは、庭園の中心に大きな池を造り、その周囲の園路を廻りながら観賞する様式の庭園を指します。そんな池泉回遊式庭園の一つに「肥後細川庭園」があります。その名の通り、熊本藩主細川氏ゆかりの庭園で、庭園の周辺は幕末に細川氏の下屋敷に、そして明治15年には本邸が置かれました。その後は、東京都が買収して「新江戸川公園」として生まれ変わり、現在は「肥後細川庭園」と改称しました。目白台台地が神田川に下る斜面地の起伏を活かし、「鑓り水(やりみず)」と呼ばれる台地の湧水を利用した手法を取り入れたり、台地を山として立体的眺望を醸し出したりしています。水と緑に彩られた広大な庭園は、武家庭園の名残を感じました。園内には細川家の学問所として使用されていた「松聲閣(しょうせいかく)」という建物があり、1階の喫茶室ではお抹茶と和菓子を頂くことができます。喫茶室からの眺めも素晴らしいので、ぜひこちらにも立ち寄ってみてください。