日本屈指の祭典「天神祭」が有名な大阪天満宮で合格祈願

大阪市北区天神橋にある「大阪天満宮」は、大阪の人々から親しみをこめて「天満（てんま）の天神さん」とよばれています。毎年7月24日から25日にかけて天神祭がおこなわれますが、「日本三大祭」「大阪三大夏祭り」の一つとして知られている有名なお祭りです。この他にも「天満天神えびす祭」「てんま天神梅まつり」なども開催され、いつも多くの参拝者で賑わっています。学問の神様なので、受験シーズンになるといつも以上に参拝者が増えます。この日は甥の合格祈願に訪れましたが、お守授与所には長蛇の列ができていました。御由緒は、白雉元年に孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造営した際、その西北に守護神として「大将軍社」を創建しましたが、それがこの「大阪天満宮」の始まりと言われています。江戸時代に七度もの火災に遭ったそうで、華美さのない落ち着いた現在の本殿は天保14年（1843年）に再建されたものと言われています。また「梅花殿」は国の登録文化財に指定されています。混雑することがあるので、参拝の際は公共交通機関（大阪メトロ谷町線または堺筋線「南森町駅」）を利用されるとよいでしょう。