谷中七福神「大黒天」｜徳川家光公から賜った「大黒天画像」が祀られた東叡山寛永寺 護国院

東叡山寛永寺の最初の子院として寛永2年（1625年）に建立された護国院は、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場14番、東三十三所観音霊場2番札所です。江戸・東京で最古の七福神めぐり「谷中七福神」の一つである「大黒天」を祀っています。お正月1月7日に参拝した際には、本堂に入って近くでお参りすることができました。本堂中央に大黒天像が安置され、その後ろに護国院の御本尊であるお釈迦様が祀られています。三代将軍・徳川家光公から寄贈されたと伝えられる「大黒天画像」は厨子の中で祀られていると説明書きにありました。約300年前に建立された本堂は「釈迦堂」とも呼ばれ、寛永寺関係の諸堂では最古のものです。毎年1月1日〜1月10日の期間中は、七福神の絵が描かれた和紙に「大黒天」の御朱印を賜ることができます。御本尊である釈迦如来の御朱印も別途賜ることができるので、ご希望の方は御朱印帳もお忘れなく。正月三が日は大変混み合うため、ゆっくり参拝できる平日の訪問をおすすめします。