谷中七福神「寿老人」|有形文化財「狩野芳崖墓」や「長安寺板碑」を安置する長安寺
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2023年3月7日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 00:00〜00:00
- 休業日:
- 年中無休
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが
お問い合わせ
よりお知らせください。
長寿の福を授ける南極星の化身である「寿老人」は、白い髭を蓄えた中国の伝説上の人物です。長安寺では、長寿と自然の調和のシンボルである牡鹿を左脇に従えた寄木彫刻の寿老人像が祀られています。こちらの座像は徳川家康公が納めたものといわれ、毎年正月1月1日~1月10日の「谷中七福神めぐり」の期間のみ拝覧することができます。長安寺は1669年(寛文9年)曹洞宗の老山和尚により開創され、第3世住職により臨済宗に改宗されました。本堂中央の上部壁面には鳳凰、本堂奥の左右の壁面には昇龍・降龍があり、立体的に塗り上げられた素晴らしい造りに圧倒されます。境内には近代日本画の父・「狩野 芳崖(かのう ほうがい)墓」、死者の冥福を祈ったり死後の安楽を願うために建立された「長安寺板碑」4基があり、いずれも台東区有形文化財に登録されています。本堂の前には芳崖の略歴と功績が刻まれた「狩野芳崖翁碑」も建っています。こぢんまりとした寺院ですが、心穏やかな時間を過ごすことができました。お正月の10日間のみとなりますが、寿老人像はぜひご覧になっていただきたいです。