98℃の熱湯が噴出する「大噴」は大迫力!圧倒的な大地の息吹を感じる天然の岩盤浴場
ねこ- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2021年10月28日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 24時間営業
- 休業日:
- 年中無休
湧出量日本一を誇る玉川温泉の自然研究路。噴気地帯に作られた舗装路を歩きながら、さまざまな噴湯・噴気をすぐそばで見ることができます。98℃の熱湯が毎分8,400リットル湧き出す「大噴(おおぶき)」や、100℃以上の火山性ガスが噴き出す「噴気孔」のゴーという轟音は大迫力で、畏敬の念を抱かずにはいられません。付近一帯は、世界でも数少ない学術的価値のある「北投石」の産地でもあり、天然の岩盤浴場としても利用されています。園内の至る所にゴザを敷いて、横になりながら身体を温める人がいるというなんとも珍しい光景でした。研究路は1周約30分程度、ブナやマツなどの原生林に囲まれた園路を歩いているだけでパワーがみなぎるような気持ちになりました。
玉川温泉のph値は1.2ほどで、塩酸を主成分とする日本一の強酸性であることが大きな特徴です。ピリピリとした刺激の強い玉川温泉には湯治客も多く、温泉好きの方にはぜひ訪れていただきたい場所です。私たちは玉川温泉から2kmほど離れた新玉川温泉に宿泊していたので、玉川温泉の無料入浴券をもらいどちらのお湯も浸かってきました。いずれの宿のお湯も同じ源泉から湧出する温泉を使用しているそうです。箱蒸し湯や気泡湯などいろんな種類の浴槽があり、源泉100%のお湯は1〜2分くらいしか浸かれないほどの強い刺激でしたが、繰り返し入っていると身体が慣れてきます。源泉50%のあつ湯が個人的には一番気持ち良く、癖になりそうな泉質です。浴室の撮影はできないので、外にある足湯だけ1枚撮ってみました。公共交通機関で行く場合は、JR田沢湖駅前から羽後交通バス「(急行)玉川線」を利用し、玉川温泉で下車してください。所要時間は約75分、季節によってもバスの運行時間が限られているので乗車時間は事前にチェックしておくことをおすすめします。