住宅街にいきなり現れる古い薬師堂がとてもノスタルジック
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2020年5月18日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 24時間営業
- 休業日:
- 要確認
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青梅街道沿いにあるこちらの萩の尾薬師堂。建立年代は不詳ですが、天正18年(1590年)に滝山城が落城した折に、薬師如来を祀ったものと言われています。現在は市民の為の自治会館として現役で活躍している施設になるため、外観しか見ることはできませんが、趣のある建物です。このお堂の裏手にある石塔は歴史的な石塔で、とても古くからあるという宝篋印塔。こちらは、南北朝期の北朝年号である延文元年(1356年)に造立された市内では数少ない歴史的資料です。以前は「基礎、塔身、笠、相輪」の4部分から構成されていましたが、現在は基礎と笠の部分しか残っておりません。基礎部分などに延文期関東型の宝篋印塔の特徴がよくわかる部分があり、銘文には「歿故了意禅尼」という被葬者名と死去年月日が記されています。車通りが多い道の為、徒歩で見たほうがゆっくり楽しむことができます。