歴史的な穴場スポット！江戸時代に栄えた商家を見に行こう

江戸時代に宿場町として賑わった千住には、日光街道沿いに多くの商家が立ち並んでいました。なかでも漉返紙（使用済の和紙をすき直して作った中古の和紙）の問屋であった「横山家住宅」は、江戸時代の代表的な商家建築で、足立区登録有形民俗文化財に登録されています。江戸時代に形成された西新井大師総持寺付近や、大正期にバス路線が通じた六木新道などにも商店が多くあったそうです。横山家住宅の中には入れませんが、外観だけで圧倒的な雰囲気を感じます。また、横山家住宅の向かいには、千住絵馬をつくっていた「吉田屋」の建物も残っています。どっしり構えた大きな建物はたくさんありますが、これらの商家が経験してきた「時代」をも感じとることができ、日本の財産であることは間違いないでしょう。歴史的な場所がこんな身近にあるのかと、感慨深くなるスポットでした。