深い樹木や見応えのある景観に心も体も癒される公園

有栖川宮記念公園は、１９３４年に記念公園として一般開放された歴史のある公園です。園内は広い敷地面積を有し、工夫を凝らした造りになっています。たとえば、深い樹木、大きな池に加えて渓流や滝、池の隣には梅林や菖蒲などもあります。平坦な遊歩道だけでなく、高低差のある石段や木道もあります。美しい日本庭園の景観を楽しむだけでなく、季節の花に癒されながら深緑のなかで心穏やかな時を過ごすことができます。広場もあるので、家族連れで楽しむこともできます。園内には、この場所と深い関わりのあった有栖川宮熾仁親王についての騎馬像が建立されていますので、歴史に思いを馳せるのも良いでしょう。さらに園内には都立中央図書館が併設されていますので、散策の前後で読書をしたりと、有意義な時間を過ごすことが可能です。