江戸時代にタイムスリップ？！「中川船番所」を再現したジオラマや昭和の生活風景は一見の価値あり

江戸時代の中川番所を再現し、江東区の歴史や文化をはじめ、水運の歴史について学ぶことができる資料館です。いまでこそ船とは縁遠い生活を送っている人が大半ですが、江戸時代には船が私たちの生活に密着し、なくてはならない存在だったことがよくわかる展示内容になっています。館内のエレベーターをおりてすぐ、眼前に広がる中川番所の再現ジオラマはとても印象的です。まるで異次元に繋がっているような空間に、子どもたちは一気に引き込まれていきました。こちらの展示室には、数か所音声スポットがあり、スポット前に立つと登場人物たちのやりとりを聴くことができます。また、江戸時代だけでなく、昭和30年代～40年代の様子が再現されており、子どもに昔の生活様式を教えるのにもってこいの場所でもあります。実物展示が多く、大人だけでなく子どもが興味をもって楽しめる工夫を随所に感じました。展望室からは「旧中川・川の駅」を眺めることができ、昔はここを船が往来していたのかと思いを馳せながらひと時を過ごしました。ジオラマを鑑賞したあとでは、景色の見え方も変わるはずです。お土産コーナーもあるので、記念の一品を探す楽しみもありますね。水彩都市・江東を感じることができる「中川船番所資料館」ぜひ訪れてみてください！