【国宝】日本最古の五重天守・日本アルプスに映える漆黒の松本城

滞在時間の目安:
1時間~2時間
金額の目安:
500円~1,000円

最終更新日:2023年2月6日

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松本城
長野県松本市丸の内4-1
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
08:30〜17:00
休業日:
年中無休
備考:
最終入場は16:30まで/年末(12月29日〜31日)は閉場/開場時間は時期により変動あり
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが お問い合わせ よりお知らせください。

「松本城」は現存する五重六階の天守のうち、日本最古を誇る美しく優雅な平城です。天守が国宝に指定された五城の一つとして、姫路城・犬山城・彦根城・松江城とともに人気の観光スポットとなっています。黒漆の壁と漆喰の白のコントラストには風格が漂い、歴史的価値だけでなく美的価値も高い、まさに国宝にふさわしい佇まいです。時は戦国時代、永正年代初期に築造された「深志城(ふかしじょう)」が松本城の前身であるとされ、天正10年に小笠原貞慶により「深志」から「松本」に改名されました。貞慶が着手した城郭の建設と城下町の整備は、天正18年に入れ替わりで入封した石川数正と息子の康長によって精力的に進められ、近世城郭としての松本城の基礎を固めたと伝えられています。天守は観覧料金(大人700円、小・中学生300円)を支払うと内部を見学することができます。天守内にはさまざまな展示があり、歴代城主の氏名や家紋をはじめ、矢や鉄砲を放つ「鉄砲狭間」、火縄銃や甲冑、天守を取り壊しの危機から救った「懇願書」など、ゆっくり見ていると時間があっという間に過ぎていきます。最上階の天井には「二十六夜神」が祀られ、ここから北アルプスや美ヶ原高原、安曇平や松本市街なども一望できます。「月見櫓」からは城主の居所と政庁を兼ねた「本丸御殿」があったお庭を眺めることができ、当時の城主はここで月を見ていたのかと感慨深くなります。注意点として、天守内は急で狭い階段を利用するため足腰に不安がある方にはおすすめできません。入場・退場の際に順番を譲り合いながら階段を上り下りする必要があることから、最低でも1時間ほど時間をとって計画を立てておくと良いでしょう。この他にも、本丸に入る際に利用する「黒門」や、登城や火急などの合図に使われた「太鼓門」など歴史的・文化的に重要な建造物も復元されています。松本にお越しの際は、日本が誇る美しい国宝「松本城天守」をぜひ訪れてみてください。