珍しい動物との触れ合いやエサやり体験もできる巨大な亜熱帯ドーム
- 滞在時間の目安:
- 1時間~2時間
- 金額の目安:
- 1,000円~2,000円
最終更新日:2022年6月7日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 08:30〜17:00
- 休業日:
- 年中無休
「草津熱帯圏」は日本で唯一ペット同伴OKの動物園で、当日もワンコ連れのご家族を見かけました。屋外の猿山には雪が積もっていましたが、アスレチックで遊んだり来園客からおやつをもらったりと元気いっぱいのお猿さんの姿がありました。敷地内には高さ15mのドームがあり、温泉熱を利用した亜熱帯の世界が再現されています。熱帯植物や熱帯に生きる珍しい動物たちが飼育され、非常に見ごたえがあります。一部エサをあげたり触れ合いができる動物もいます。ムワッとした湿気のドームに足を踏み入れると、まずは大迫力のワニがお出迎え!希少種のマレーガビアルは体長3m以上もあり、上から覗き込むだけで大興奮!国内で初めて繁殖に成功したのが草津熱帯圏なんですよ。順路を進むとワニガメやスッポンなどが飼育されている水槽が見えてきます。興味深かったのはワニガメのゆらゆら揺れる舌の動き。大きな口をパックリ開けて舌を揺らしながら小魚などを誘っているそうで、自分は動かずに食糧を調達するとは頭脳的ですね。こちらのエリアでは両生類、節足動物、爬虫類など多くの生き物が展示されており、爬虫類の飼育種類は国内トップクラス。トカゲ、ヤモリ、イグアナ、サラマンダーなどずっと見ていても飽きません。通路を進むとミニブタやテンジクネズミ科のマーラにエサをあげられるコーナーが出てきます。シャクシャク音を鳴らしながら葉っぱを食べる姿がかわいいので、有料ですがエサやりはおすすめです。ニシキヘビやボアコンストリクターなどの大型ヘビもいて、現在はコロナで休止となっていますがヘビを肩に巻いて写真撮影できるサービスもあります。フクロウを5羽ほど見かけましたが、廃業したフクロウカフェから引き取られた子もいるそうで、なんとか助けたいというその思いに感銘を受けました。他にも、おしゃべり上手なインコ、1968年生まれの長老テナガザル、お風呂大好きカピバラ、キョロキョロかわいいミーアキャット、まん丸な目がキュートなヨザルなど魅力的な動物がたくさんいます。キツネザルは穏やかなので檻の外から優しく撫でてみてくださいね。食事中の様子も間近で見ることができ、大満足のひとときでした。余裕をもって時間をとっておくと「草津熱帯圏」を余すことなく楽しめるでしょう。厳しい経営状態が続いており、寄付や物資の支援も受け付けています。SNSなどでお友だちにも紹介してくださいね!