地元の人々が集う伝統の名湯 “山中温泉” の共同浴場「菊の湯」
- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2022年4月4日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 06:45〜22:30
- 休業日:
- 年中無休
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松尾芭蕉も絶賛したとされる山中温泉は、開湯1300年の歴史を誇る有名な温泉地です。山中温泉は仏教僧の行基が奈良時代にみつけた霊泉であるとされ、山中温泉の守護寺である医王寺とも深い関わりがあります。山中温泉を気に入った芭蕉は「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」(寿命が延びるという菊の香に頼らずとも、山中の湯の香りだけで長生きできそうだ)と詠んでいます。そんな山中温泉の共同浴場「菊の湯」は、男湯・女湯が分かれて建っています。山中座の隣にあるのが女湯で、2羽の白鷺のオブジェが目印の男湯はそのすぐ目の前にあります。観光客だけでなく、いつも地元の人々でにぎわっています。広々とした昭和レトロな脱衣所は非常に清潔で、深めの浴槽も珍しくまるでプールのようでした。少し熱めのお湯が気持ちよくてついつい長風呂したくなります。また、地元には親切な方が多く、温泉街周辺で地図を見ながらキョロキョロしていると「どうかされましたか?」と声をかけてくださったり、みなさん笑顔で優しく接してくれました。無料の足湯と飲泉処もあるので、気軽に山中温泉の湯を楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。