厄祓いと縁結びは千年以上の歴史をもつ新潟総鎮守・白山神社へ
- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2022年3月22日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 07:00〜19:00
- 休業日:
- 年中無休
「白山神社」は新潟の総鎮守として千年以上の歴史をもつ、新潟市中央区に鎮座する神社です。家内安全、商売繁昌、交通安全、厄除、子宝、安産、縁結び、海上安全の神様として多くのご利益を授けるとされています。なかでも厄祓いのお力が強いとされ「おはらいといえば、新潟でははくさんさま」と言われるほど。「歯苦散(はくさん)」の字があてられ、「歯痛平癒」や「医療安全」のご利益もあるそうです。子どものお宮参りやお食い初めの儀式で使う「歯がため」の石を奉納するなど、子どもの健康を願う方が多く訪れます。境内は広く、朱色の大鳥居をくぐり少し進むと、広島県尾道から北前船で運ばれた「石の鳥居」と備前焼きの狛犬がみえてきます。周辺には梅林や瓢箪池、蓮池などがあるので、参拝の前後に散策されてみてはいかがでしょうか。石の鳥居の向こうには大きな「随神門」が構え、門をくぐると立派な本殿がみえてきます。この門をくぐると背筋が伸びるような凜とした空気に変化します。白山神社の御祭神「菊理媛大神(くくりのひめおおかみ)」のほか、境内には蛇松明神・黄龍神社・松尾神社・道祖神・御稲御倉・大国主大神・住吉神社、7つの境内社が祀られています。安産祈願、縁結び、商売繁盛と、願い事に合ったおすすめの参拝コースが公式サイトで紹介されているので、興味のある方はチェックしてから参拝されてみては。また、境内に安置された御神石「白山くくり石」をとおして、白山頂上に鎮座する白山奥宮にお参りすることもできます。風が吹くたびに、石の背後に飾られた色とりどりの風ぐるまが回転し、とても神秘的な空間になっていました。くくり石の手前には「結びの絵馬掛け」があり、安田瓦でつくられたウサギや招き猫がかわいらしいです。本殿の左手には樹齢200年の雌雄2本の銀杏「むすびの銀杏」があり、良縁や子宝を願う方々がお参りされていました。太宰府天満宮から贈られた紅白梅「合格祈願の梅」も本殿前に植えられています。白山公園に隣接しており、周辺には梅や桜をはじめとし、藤、つつじ、あやめ、あじさい、ハス、紅葉、つばきなど季節の花木が彩りを添えます。アクセスは新潟駅万代口よりバスで15分ほど、タクシーでも10分ほどで到着します。新潟の地と人々を見守り続ける新潟総鎮守・白山神社にぜひお参りなさってください。