開港当時を今に伝える“港町新潟”を象徴する建物「旧新潟税関庁舎」
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2022年3月21日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 09:30〜17:00
- 休業日:
- 月
- 備考:
- 4月~9月は9:30~18:00まで/年末年始(12/28~1/3)は休館
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが
お問い合わせ
よりお知らせください。
国指定史跡である「旧新潟税関」の敷地内に建つ国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」。幕末の修好通商条約による開港五港の税関のうち、唯一現存する当時の建物です。明治2年の開港当時は関税業務を行う役所「運上所」と呼ばれていましたが、創設4年目に「税関」へと改称し昭和41年にその役目を終えました。この建物は「擬洋風建築」と呼ばれているそうですが、地元の大工たちが横浜や東京にある洋風建築物を見よう見まねで造ったことからそう呼ばれるようになったとのこと。なまこ壁など和を感じる部分もあり、とても魅力的で美しいデザインです。建物内部も無料で見学でき、水車や説明板の展示とテーブル・椅子が設置されていました。また、移築復元された「旧第四銀行住吉町支店」や新潟市歴史博物館「みなとぴあ」が隣接し、貿易品の「荷揚げ場」として設けられた石段や石積みも復元されているので、ぜひそちらも見学なさってみてください。港の近くで風が気持ちよく、ランニングしている方を多くみかけました。松の木や水路など敷地全体が趣ある景観になっており、周辺を散策するのも楽しいですよ。