金沢の町並みを一望するパワースポット!日本三大摩利支天「宝泉寺」

滞在時間の目安:
~30分
金額の目安:
0円~500円

最終更新日:2022年3月15日

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宝泉寺
石川県金沢市子来町57
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
24時間営業
休業日:
年中無休
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金沢随一の観光スポット「ひがし茶屋街」からほど近い場所に鎮座する「宝泉寺」は、東京の摩利支天徳大寺、京都建仁寺塔頭の禅居庵とともに「日本三大摩利支天」のひとつに数えられています。ひがし茶屋街から急斜面の坂道をのぼること3分、多くの石仏が並ぶ階段がみえてきます。ひとつひとつ丁寧に彫られた石仏を眺めながらゆっくり階段をあがると、高台にある境内に到着。落ち着いた重厚感のある本堂には、珍しい天狗のお面が対になって飾られています。加賀の鬼門封じとして開山された摩利支天山 宝泉寺、ご本尊の「摩利支天」は加賀藩初代藩主・前田利家公の守本尊であったとされ、現在は秘仏としてご開帳されていません。摩利支天は陽炎(かげろう)を神格化したもので、姿を隠すことで誰にも見られぬまま願いを成就できる「隠形(おんぎょう)の神」として、利家公をはじめ多くの武将の信仰を集めました。本堂の近くには立派な摩利支天像が置かれ、周囲にも小さな石仏が点々と配置されています。御神木の「五本松」は幹が5つに分かれた老松で、この木には天狗が住むと伝えられています。金沢出身の文豪・泉鏡花の小説にもこの五本松が登場し、現在の松は3代目に当たるそうです。本堂の横には真っ赤な鳥居と「鎮守堂」と記されたお堂があり、稲荷大明神が祀られています。境内の奥には金沢の町並みを見渡せる開けたスペースがあり、泉鏡花をはじめ芥川龍之介や日本文学研究家ドナルド・キーンもこの眺望を絶賛したそうです。なるほど、と頷けるほど確かに良い眺めでした。写真ではうまくお伝えできないため、ぜひ参拝されたあとにこの眺望を楽しんでいただきたいものです。