水の中に人がいる！？スイミングプールの底から見上げる揺らぎの世界を体験してみよう！

「まるびぃ」の愛称で親しまれている「金沢21世紀美術館」は、石川県金沢市広坂にあります。丸い形をした美術館ということでこの愛称がついたそうですが、略して「21美（にじゅういちび）」と呼ばれることもあるとか。現代美術を収蔵する公立の美術館で、地域文化の活性化や多様な人々の交流を育み、新たな文化の創出と賑わいのある街づくり目指しています。屋外には、シアン・マゼンタ・イエロー（色の三原色）の色ガラスでできた渦巻き状のパビリオン「カラー・アクティヴィティ・ハウス」や、子どもが中で遊ぶことができる複雑な形状の「ラッピング」など、数多くの作品が展示されています。なかでも「スイミング・プール」という作品には驚かされました。プールを覗き込むと水の中を人が歩いていたり、プールの内部から水上を見上げると、現実世界とは異なる「揺らぎ」の世界が広がっています。内部から鑑賞していると別の世界を見ているような感覚になり、非常にワクワクするおもしろい仕掛けでした。美術館のすぐ隣にある今井金箔 広坂店さんでいただいた金箔ソフトクリームも美味しかったですよ。アクセスは、金沢駅兼六園口（東口）のバスターミナル3番・7番乗り場から乗車し約10分、「広坂・21世紀美術館」で下車してすぐです。