徳川家康公のご威光を感じる最強パワースポット|国宝・重要文化財の宝庫「日光東照宮」
- 滞在時間の目安:
- 1時間~2時間
- 金額の目安:
- 1,000円~2,000円
最終更新日:2022年3月1日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 09:00〜16:00
- 休業日:
- 年中無休
- 備考:
- 4月1日~10月31日(午前9時より午後5時まで)/拝観受付は閉門30分前に終了
徳川家ゆかりの最大のパワースポット「日光東照宮」は、江戸幕府の初代将軍・徳川家康公を御祭神としてお祀りしています。家康公は駿府城で75歳の生涯を閉じた後、すぐにご遺骸は久能山に葬られましたが、遺言により1年後に日光山に移されお祀りされたそうです。日光東照宮は、久能山東照宮、上野東照宮と合わせて「三大東照宮」とも言われています。敷地内には「御本社」をはじめ、故事逸話など500以上の彫刻がほどこされた「陽明門」、胡粉で白く塗られた「唐門」、見事な花鳥が彫られた「廻廊」など、国宝に指定された建物や重要文化財がたくさんあります。ご神馬をつなぐ「神厩舎」には人間の一生が風刺された猿の彫刻があり、特に「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿は有名ですね。他の建物にも動物の木彫像が多くみられますが、それらは平和の象徴だと言われています。家康公の墓所がある奥宮の参道の入口には、かの有名な「眠り猫」や菊と鶴の彫刻が美しい「坂下門」があります。奥宮までは長い階段を登る必要があり、「東照大権現」としるされた鳥居をくぐると「石狛犬」や「奥社銅神庫」の重要文化財も見学できます。私が参拝したのは雪がちらつく寒い日でしたが、家康公の墓所「奥社宝塔」の前で手を合わせると暖かな陽が差し始め、神秘的な美しい光景を見ることができました。「本地堂(薬師堂)」は、天井の龍の下で拍子木を叩くとキーンという龍が鳴いているような音が聴こえることで有名です。こちらは「鳴龍」と呼ばれ、参拝したあとで御守りや御朱印を賜ることができます。私は自分の干支の御守りと、期間限定の金字の特別朱印もいただきました。日光東照宮は、輪王寺、日光二荒山神社とともに「二社一寺」と呼ばれ、「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。辺り一帯は「日光山内」として国の史跡にも指定され、荘厳な力を感じる特別な場所でした。東京・浅草からは特急で約1時間50分、栃木・宇都宮からもJR日光線で約45分で到着するので、日帰り観光にもおすすめのスポットです。