谷中七福神「毘沙門天」|「銅造釈迦如来坐像」など有形文化財を多く所蔵するパワースポット天王寺
- 滞在時間の目安:
- ~30分
- 金額の目安:
- 0円~500円
最終更新日:2022年1月31日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 00:00〜00:00
- 休業日:
- 年中無休
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天王寺は広大な谷中墓地の一角にある静謐な時が流れるパワースポットです。御本尊は阿弥陀如来、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場9番札所です。境内には立派な本堂があり、外から御本尊の阿弥陀如来像を拝むことができました。境内の右手にある毘沙門堂には「木造毘沙門天立像」、左手には「銅造釈迦如来坐像」が鎮座し、いずれも台東区指定有形文化財に指定されています。天王寺の毘沙門天は江戸・東京で最古の七福神めぐり「谷中七福神」の一つとして数えられ、江戸時代より厚い信仰を集めています。毎年1月1日〜1月10日の期間中は、七福神の絵が描かれた和紙に「毘沙門天」の御朱印を賜ることができます。また、天王寺は当時の宝くじである「富くじ」を江戸幕府から許可され、目黒不動、湯島天神とともに「江戸の三富」と称され大いに賑わっていたそうです。弾圧と改宗など多くの危機を乗り越えてきた天王寺ですが、明和の大火や兵火により幾度も焼失・再建を繰り返してきた谷中五重塔もその一つでしょう。幸田露伴の小説『五重塔』のモデルにもなりましたが、残念ながら昭和の放火事件で焼失してからは再建されていません。谷中霊園内には「天王寺五重塔跡」の石碑が建っているので、お時間のある方はぜひ立ち寄ってみてください。説明板と当時の写真を見ながら当時の姿に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。