永遠の若さと美貌を願い湖神となった伝説の美少女「たつこ姫」のブロンズ像

ねこ
滞在時間の目安:
~30分
金額の目安:
0円

最終更新日:2021年10月27日

たつこ像(田沢湖畔)_1
たつこ像(田沢湖畔)_2
たつこ像(田沢湖畔)_3
たつこ像(田沢湖畔)_4
たつこ像(田沢湖畔)_5
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たつこ像(田沢湖畔)
秋田県仙北市西木町西明寺潟尻87
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
24時間営業
休業日:
年中無休
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最大水深423.4m、日本で最も深い湖である田沢湖の岸にたつ「たつこ姫」のブロンズ像は、秋田県の有名観光スポットです。青く澄んだ湖水を背に佇む姿は清楚で印象的。晴れた日にはエメラルドブルーの湖と青い空に、金色に輝くたつこ像がよく映えます。かつて田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、まれにみる美しい娘の辰子はその美しさと若さを永遠に保ちたいと百日百夜の願いをかけました。満願の夜、お告げのとおり北に湧く泉の水を飲み始めた辰子でしたが、なぜかますます喉が乾き腹這いになって水を飲み続けたそうな。気がついたときには、時すでに遅し。辰子は大きな龍になり、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいったという物語です。美しい娘が永遠の若さと美貌を願った果てには、なんとも悲しい結末が待っていたのですね。たつこ姫の物語を含む「三湖伝説」は、秋田・岩手・青森にまたがる伝説として語り継がれ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎もまた物語の中心となった若者です。二人の龍神はいつしか恋に落ち、八郎太郎は毎年秋に恋人の辰子を訪ねて田沢湖で冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、二人の龍神がいる田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られています。私が訪れた季節はちょうど秋だったので、二人の龍神が湖底で仲睦まじく過ごしていると想像するとなんだか嬉しい気持ちになりました。ドライブや観光の合間に訪れてみてはいかがでしょうか。