戦国武将ファンにおすすめ!仙台藩祖・伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」

ねこ
滞在時間の目安:
1時間~2時間
金額の目安:
500円~1,000円

最終更新日:2021年10月19日

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瑞鳳殿
宮城県仙台市青葉区霊屋下23−2
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
09:00〜16:50
休業日:
年中無休
備考:
12月1日〜1月31日は9:00~16:20まで/12月31日(資料館1月1日)は休館日
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが お問い合わせ よりお知らせください。

仙台市指定史跡に登録されている経ヶ峯伊達家墓所には、仙台藩祖・伊達政宗の霊屋(おたまや)「瑞鳳殿(ずいほうでん)」をはじめ、2代忠宗の霊屋「感仙殿(かんせんでん)」、3代綱宗の霊屋「善応殿(ぜんのうでん)」がおかれています。他にも9代周宗、11代斉義、同夫人芝姫の墓所である妙雲界廟(みょううんかいびょう)、五代吉村以降の公子公女の御子様御廟(おこさまごびょう)がおかれ、藩政時代から経ヶ峯は伊達家の霊域となっていました。桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築である「瑞鳳殿」と「感仙殿」は国宝に指定されていましたが、1945年の戦災により焼失。戦後、経ヶ峯は仙台市に寄贈され、1974年から1985年まで長い月日をかけて三代の廟再建がおこなわれたそうです。その際の発掘調査で、政宗公の遺骨をはじめ太刀や装飾品などの副葬品が出土し、隣接する資料館では遺骨のレプリカを元に復元された三藩主の容貌像が展示されています。霊屋は細部に至るまで創建当時の姿が再現され、瑞鳳殿の「涅槃門」には樹齢数百年の青森檜葉が用いられ、豪華な飾り彫刻が施されています。石田将監ら直臣15人とその家士5人の殉死者供養塔も置かれ、拝覧しているだけで厳粛な気持ちになりました。いずれの霊屋にも静謐な空気が漂い、手入れが行き届いた豊かな緑のなかを散策していると、心が穏やかになっていきます。7月中旬に訪ねた際はアジサイが綺麗に咲いており、11月下旬には鮮やかな紅葉が楽しめるそうです。春先にはカモシカが出没することもあるそうです。自然豊かな霊域で、静かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。