山形市内最高の観光スポット!レンガ造りの建物や大理石など豪華な内装の正庁は必見
ねこ- 滞在時間の目安:
- 30分~1時間
- 金額の目安:
- 0円
最終更新日:2021年10月19日
- 営業日:
- 常時営業(休業日は除く)
- 営業時間:
- 09:00〜16:30
- 休業日:
- 要確認
- 備考:
- 休業日:第1・3月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
山形県庁舎と県会議事堂は、明治時代、初代県令の三島通庸氏によって建設されましたが、火災によって消失。大正5年に復興され完成したものが、現在の旧県庁舎と県会議事堂です。昭和59年に国の重要文化財に指定された両棟はレンガ造りで、渡り廊下で結ばれています。旧県庁舎の外廻りの壁面は石貼りで覆われ、内部は階段の手すりに至るまで素晴らしい造りとなっています。特に豪華な造りの正庁では、大理石の飾り柱や職人が1枚1枚手作りした花飾りが施された天井漆喰をじっくり鑑賞してみてください。階段の踊り場にあるステンドグラスなど、レトロモダンなデザインはおしゃれで写真映えも良く、どこを撮影しても絵になります。昭和50年までは県庁舎として実際に使用され、現存する家具を修理し、事務室で働く人々の様子が再現されたコーナーもありました。郷土に関する常設展示も非常に見応えがあり、山形の文化や歴史から伝統工芸まで幅広く知ることができます。また、こちらの知事室が、映画「るろうに剣心」のロケで使用されたことはあまり知られていないようですが、映画のシーンを思い出しながら見学するのも楽しいですよ。旧県庁舎の中庭は石畳にレンガの外壁と、まるでヨーロッパのような雰囲気でした。こちらの中庭や議場ホールでは、コンサートや発表会が行われることもあります。文翔館のシンボルでもある時計塔は、現在稼働しているものとしては札幌の時計台に次いで2番目に古く、振り子を動かす分銅を5日に1度時計職人が手動で巻き上げているそうです。これほどの規模と内容の文化財を、無料で見学できることに驚きを隠せません。見どころ満載の文翔館、山形に行くときはぜひ訪ねてほしい素晴らしいスポットです。