時代小説家「池波正太郎」の足跡と作品の世界に浸ろう

滞在時間の目安:
~30分
金額の目安:
0円

最終更新日:2020年10月2日

池波正太郎記念文庫_1
池波正太郎記念文庫_2
池波正太郎記念文庫_3
池波正太郎記念文庫_4
池波正太郎記念文庫_5
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池波正太郎記念文庫
東京都台東区西浅草3丁目25番16
台東区生涯学習センター1階 台東区立中央図書館内
営業日:
常時営業(休業日は除く)
営業時間:
09:00〜20:00
休業日:
要確認
備考:
日・祝は9:00~17:00まで開館、毎月第3木曜日・年末年始・特別整理期間は休館
※上記は最新の情報ではない可能性があります。事前にご確認のうえご利用ください。なお、誤りのある情報や不適切な内容を見つけた場合は、お手数ですが お問い合わせ よりお知らせください。

テレビドラマや漫画でおなじみの「鬼平犯科帳」、テレビドラマ「必殺技仕掛人」の原作となった「仕掛人・藤枝梅安」「殺しの掟」、時代小説である「真田太平記」「剣客商売」。どこかで一度は作品名を目にしたり聞いたことはあるのではないでしょうか。これらは全て時代小説家、池波正太郎の作品です。そんな池波正太郎の記念文庫が、台東区のかっぱ橋道具街の北側にある台東区生涯学習センターの1階、区立中央図書館の中にあります。大きな池波正太郎の写真パネルが入口で出迎えてくれます。池波正太郎が今まで執筆した時代小説や戯曲の数々が展示され、年譜には写真がついているので幼少期から晩年までの在りし日の姿を見ることができます。正太郎が使用していた書斎を再現したコーナーは、まるで本人がそこにいるような臨場感を感じるほど詳細に再現されています。本人愛用の万年筆、画材、ステレオ、それに書斎を囲む本棚にたくさんの資料と思われる蔵書。その本の数々に圧倒されます。絵画を嗜む池波正太郎の年賀状や絵の展示もあります。作品に登場する資料となったであろう江戸時代のグルメガイド「江戸名物酒飯手引草」や料理本の「江戸流行料理通」、ガイドブックのような「江戸買物獨案内」は、正太郎を知らない人が見ても江戸文化を知るのに興味深くおもしろい展示です。作品に出てくる場所、登場人物の住まいや飲食店が表示されている江戸の古地図があり、土地勘のある方には、昔の場所と見比べてもおもしろいですよ。現代の住所のどのあたりになるのかも載っているので、実際にその土地を訪れてみようと興味がわいてきます。ファンにはもちろん、小説を知らない人にも楽しめる池波正太郎記念文庫、一度訪れてみてはいかがでしょうか。